水引・しきたり辞典

季節の行事について

2月の行事としきたり

陰暦の月の名称:如月(きさらぎ)
3日:節分
8日:針供養
11日:建国記念日
14日:バレンタインデー
23日:天皇誕生日

節分

豆まき

2月3日ごろ。 現在では立春の前日だけが残っていますが、もともと節分は季節の変わり目である、立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日のことを指します。
季節の変わり目の病気や災厄を鬼に見立てて「鬼は外、福は内」と炒った豆をまいて追い払う行事です。
豆は福豆といわれ、自分の年の数または年の数にひとつ足した数の豆を食べると、その年一年健康で過ごせるといわれています。

やいかがし

いわしの頭とヒイラギの枝でつくる魔除け。
焼いたいわしのあたまをヒイラギの枝に刺し、門や軒下に吊るしたり、軒先に挿す魔除けのおまじない。
いわしのにおいとヒイラギの葉のトゲで鬼が逃げるとされています。

恵方巻き

節分の夜に、一人一本の太巻きをその年に吉とされる方角(恵方)に向かい一言もしゃべらず、願い事を思い浮かべながら最後まで食べる習慣。
節分の恵方巻きには、巻き寿司に丸ごとかぶりつくことから、「福を巻き込む」「縁を切らない」という意味があります。
関西地方特有のならわしでしたが、近年では全国に広がっています。

針供養

針供養

針供養とは折れたり、曲がったりして使えなくなったはりを豆腐やこんにゃくなど柔らかいもものに刺して供養する行事です。 かつて2月8日が「事始め」、12月8日が「事納め」といい、両日あわせて「事八日」と呼ばれ、この日はつつしみをもって過ごし針仕事を休むべきとされていました。 裁縫に欠かせない針を休ませ感謝をするとともに、裁縫の上達と安全を祈願します。 地方によっては12月8日に行うこともあるようです。

建国記念日

建国記念日

日本の国民の祝日のひとつ。
建国された事実そのものを祝う日として定められたそうです。

バレンタインデー

バレンタインデー

セントバレンタインズデー(St. Valentine's Day)
2月14日に、男女の愛を誓いの日とされ世界各地で祝われています。
日本では、主に女性から男性にチョコレートを贈る日として定着しています。
最近では、本命の人に贈るほか「義理チョコ」「友チョコ」「Myチョコ」「逆チョコ」など日本独自の発展を遂げています。

天皇誕生日

天皇誕生日

平成から令和の時代に移り変わり、天皇誕生日は2月23日になりました。
平成まで天皇誕生日だった12月23日は、祝日から外され平日に。